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スコッチグレイン40周年記念モデル

2018/06/27

今年は、スコッチグレイン・ブランド誕生40周年となります。

 

日頃、スコッチグレインをご愛顧頂いております皆様に感謝の気持ちを込めまして

40周年記念モデルをご用意しています。

【7/11(水)発売予定】

 

詳細はホームページでご案内致しますので、

ブログ最終行をご覧ください。

 

久しぶりに更新する今回のブログは

40周年記念モデルの製靴工程を

少しですが工場風景を交えてご紹介したいと思います。

 

本社工場では製甲を終えたアッパーを吊り込む工程から始まります。

 

ご覧ください、このブラウン!

今回、特別カラーとして用意したフランス・アノネイ社のベガノです。

レギュラー品と異なる色味で、新鮮です。

これは木型に入れる前の状態です。

 

この状態まで来るのに(裁断・縫製)1ヶ月を要します。

特別カラーの革を手配するには、約1年前から準備が必要です。

 

ここから、工場の中を巡っていきます。

よく受けるご質問のひとつです。

踵の後ろに空いている小さな穴・・・何ですか???

答えは・・・【ここで釘を打ち、トップラインを決めています。】

その残り跡でした。

スコッチグレインには欠かせないのです。

 

今回の40周年記念モデルも

細部にこだわり、職人が手間を惜しまず作り上げています。

これは【目付け】という作業です。

靴がぐっと締まります!!

 

仕上がりは、こうなります。

分かりにくいですか??

拡大 アップアップ

このひと手間を、惜しみなくすることで、靴の仕上がりに差が出るのです。

 

 

先ほどから、チラチラ、見えてしまいましたが・・・

琥珀色が美しい革底

今回の40周年記念モデルは、アンバーソール仕様です。

ムラ感が醸し出す存在感、こだわりの革底です。

並ぶと壮観です。脇を通るのも緊張します。

 

木型にしっかりと入り、グラマラスな曲線を描いています。

新しいトゥラスターは本当に優秀です。

 

大切な革を傷つけることなく仕上げるために

ビニールのカバーで保護して工場を流れていました。

これも、こだわりのひとつです。

底材が付き、アッパーの仕上げに入る前に脱皮します。

生まれたての赤ちゃんのようなきれいな肌です。

 

ここから、仕上げにむけて加速します。

メイクでいうとアイラインを引いているような感じでしょうか。

俄然、キリッと引き締まります。

多くの職人たちによって、ここまで来ました

磨かれるのを待っている40周年記念モデル。

 

あとは、モルトドレッシングを施し、

銀座・大阪・上野・スカイツリーに運ばれていきます。

 

長くなりましたが、今回の製靴工程いかがでしたか?

ヒロカワ製靴のこだわりを少しですが、ご覧頂けたと思います。

 

実物は、ぜひレギュラー4店舗で見てください。

7/11(水)発売

もう少しお待ちください。

スコッチグレイン・40周年記念モデルの詳細はコチラ

http://www.scotchgrain.co.jp/special/40thmodel.html

 

 

 

 

 

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