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スコッチグレインの修理について 第1回 “オデッサ 916 BL オールソール”

2018/10/03 大阪店

こんにちは。スコッチグレイン大阪店です。
今回はお客様よりご依頼いただいたスコッチグレインの修理について
実際にお預かりした靴の修理例をもとにご紹介します。

第1回目はスコッチグレインを代表する人気モデル
『オデッサ 916 BL』のオールソール(靴底の張替え)です。

※オールソールにお出しいただく目安については
過去のブログでご紹介していますので下記のリンクからご参照ください。
~ スコッチグレインの修理について (オールソール編) ~

こちらがお預かり直後の靴の状態です。
甲革に擦り傷などが見受けられるものの革切れなどはなく
オールソールしていただくとまだまだ履いていただける状態です。

ここからは修理品のビフォーアフターをご覧ください。

 

-Before-

左足(画像右側)は革底が擦り切れて中物のスポンジが露出しています。

 

-After-

新しく張り替え、磨き上げられた革底は履き下ろすのが勿体無く感じてしまうほどです。

 

-Before-

擦り減り、インクの剥げた踵も…

 

-After-

シャキッと蘇っています。

 

-Before-

潰れてしまったコバも…

 

-After-

オデッサの代名詞とも言える『矢筈(ヤハズ)仕上げ』が施され、
新品のコバのようにしっかりとしたエッジが出ています。

 

オールソール完了後には工場でシュークリームによる仕上げも施され、
甲革もしっとり艶やかにお預かり時の擦り傷は目立たなくなっています。

写真撮影にご協力いただきましたO様は修理品をお持ち込みいただいた際に
新たに同商品を買い足していただくほど気に入っていただいているようで嬉しい限りです。
新品のオデッサと履き込んだオデッサ、共にこれからもご愛用ください。
またのご来店をお待ちしています。

■オールソール(トップゴムレザーソール)
【価格】12,000円(税込:12,960円)
【お預かり期間】60日~70日
※お預かり期間については修理の混み合い具合によって
変動する場合がございますので予めご了承ください。

 

また、修理は直営店にお持込みいただかなくても
スコッチグレイン修理専門の『匠ジャパン』への直送によってもお受けしています。
お住まいの地域からお手軽に純正修理を依頼できますのでお勧めします。
修理依頼の流れにつきましては下記のサイトをご参照ください。

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