よくある質問について

よくある質問

かかとに穴が空いていますが、これは何ですか?
かかと穴商品を製造する工程でアッパー(甲革)を木型(靴型)に合わせて釣り込むという作業を行っています。この際に、アッパーと木型がズレないように木型に釘で固定して釣り込むため、両足のかかとの深さが均等にすることが可能になり、ズレを極限まで減らすことができ、より正確な製造を行うことができます。また、履き口に張りを持たせるためでもあります。
しかし一旦靴ができあがり、釘を抜いた後は穴が残ってしまいます。当社の製品はどのシリーズにも同様に左右とも小さな穴が開いております。プライスを付ける穴やキズと誤解されることもありますが、丁寧な製造工程の証しとなる穴です。
中底に穴が空いていますが、これは何ですか?
足裏が触れる靴中の底面を中底といいます。この中底にも仮止め(動かなくするため)のホチキスの穴が2つ並んで開いています。このホチキスを抜いた穴が多少隆起しておりますので、足裏に触れて気になる場合もありますが、すぐに潰れて違和感はなくなります。
靴がぐらぐらするようです。バランスが悪いのでしょうか?
直営店舗での販売実績を踏まえて、日本人の足型に合った、こだわりの木型を制作しています。「かかと」から外に体重が移動して最後につま先の親指で蹴る動作がしやすいように、ソールのアーチは捻った形を施しています。そのため履き降ろし前には、ぐらぐらするような座りの悪さを感じることがあります。
靴を脱いだ時に靴下に色が付いているように思えますが、これは何ですか?
中底申し訳ございません。これは中底に充填しているタンニンが染み出た可能性があります。
弊社製品のすべての商品に、タンニン鞣し(※)された、革の表面をペーパーバフ加工した中底を使用しております。革に含まれるタンニン(植物の樹皮や木部、葉、果実などから抽出した植物性の化合物のこと)は鞣す際に必要な材料で、使用する革の個体差によるタンニン成分の充填に差異があるため、汗の成分(アルカリ性を多く含む)や水分、湿気などにより、余分なタンニン(赤茶色)を浮き上がらせてしまうことがあります。

※なめし(鞣し)とは、生き物(生)である皮はそのままにしておくと腐敗したり劣化したりします。そうした皮を利用できるように、腐敗や劣化から防ぐ加工技術のことを指します。また、単なる保護だけでなく、耐久性を持たせるほか、靴やバックなどの革製品として利用できるように必要な作業のことを総じてなめし(鞣し)と呼びます。
これにより「皮」から「革」へと変化します。

ではどうして色が付く中底を使うのですか?
タンニンは、植物性の鞣し剤であるため環境と体に優しく、革の表面をバフ加工することで水分の吸収性がさらに優れ汗を多く吸収し快適な履き心地となり、履きこむことで馴染みが出て、足型に沈み込みフィット感が生まれやすいことなど、とても中底に適しているため使用しております。